制作進行管理とは


広告代理店人材派遣・紹介事業 制作進行管理とは

総合制作会社における営業のよくある業務フロー


A:広告代理店  
B:総合制作会社 ➔ 合同チームを編成してクライアントの課題を解決していく

【得意先オリエンテーション(オリエン)】
得意先とアポを取り、出向いた上で依頼内容を聞きに行く。
オリエンでは具体的な内容は期待出来ない。
「○○を売れるようにしたい」「新商品のプロモーションを考えている」など、ざっくりとした内容が来るため、こちらから具体案を提示して、ある程度の方向性を決めてくる必要がある。

確認事項・ポイント
・得意先の抱える問題をしっかり聞きだす
・具体的なオリエンは期待出来なため、ゴールやある程度の方向性を決めてもらう
・予算、スケジュールはマストで確認
製作工程でよく使う用語
オリエン
制作とのやりとりでよく使う用語
トンマナ/ギミック/POP
印刷とのやりとりでよく使う用語
什器


【Aとのオリエン】
得意先から帰ってきたAから、話を聞く。
Bとして内容はもちろんだが、予算・スケジュールを確認。
内容に合わせて、社内担当スタッフ(デザイナー・web担当・プランナー)を含めた打ち合わせなども行う。

確認事項・ポイント
【得意先オリエンに同席していない場合】
・得意先の抱える問題をしっかり聞きだす
・具体的なオリエンは期待出来なため、ゴールやある程度の方向性を決めてもらう
・予算、スケジュールはマストで確認
実際に行う業務
・予算・納品or入稿日・納品先確認
・スケジュール組み(制作進行管理)
・見積もり確認(各担当に見積もり確認)
・見積もり作成(概算)
製作工程でよく使う用語
オリエン
制作とのやりとりでよく使う用語
トンマナ/ギミック/POP/ai/eps/psd/bmp/RGB/CMYK/dpi
印刷とのやりとりでよく使う用語


【打ち合わせ・各担当へ依頼】
Aから聞いた内容・予算・スケジュールをまとめ、担当作業者に話を入れる。内容がいつも通りのものならメール・電話で済ませるが、新しい案件だと、打ち合わせを設定し、顔を合わせて打ち合わせ。大きな企画ものだと、一度プランナーに話を入れた後、数日後にアイディアフラッシュとして簡単な企画案を集まってチェック。印刷物だとラフを制作してもらう。

確認事項・ポイント
・アイディア出しの時が最も困るところ。
様々話し合う中で、過去の事例・最近の流行などを含めた話し合いになるので、知識や経験がないと、打ち合わせで何も発言出来なく終わってしまう。
実際に行う業務
・打ち合わせ設定・スケジュール連絡
・アイディア出し(各専門の担当者がいるので詰めた内容を考える必要なし)
製作工程でよく使う用語
台割り/ラフ/カンプ
制作とのやりとりでよく使う用語
トンマナ/ギミック/POP/ai/eps/psd/bmp/RGB/CMYK/dpi
印刷とのやりとりでよく使う用語
什器


【プレゼンテーション(プレゼン)】
打ち合わせで決まったものをプランナー、もしくは営業でまとめてプレゼン参加者、出力必要部数を確認。
得意先はカラーA4、AはカラーA4で2分の1ページなど細かくあるので、要確認。出力の前に、校正(誤字脱字チェック)を行い、プレゼン前日には必要部数の出力を完成させる。ポスターなど印刷物のプレゼン時には、社内のドキュメントセンターできれいに出力。枚数・紙の種類・作業内容を確認し、依頼する。

確認事項・ポイント
・プレゼン資料は間違いがあってはいけないものなので、必要部数を出力する前に、しっかり文字校正することが大切!得意先名(前㈱や後㈱、漢字表記)、製品名は最も注意を配って校正!
・出力の際、他の人が出した資料がプレゼン資料に混ざってないか確認!
実際に行う業務
・資料確認(部数・校正)
・プレゼン(大きな企画の際は、プランナーがプレゼン)
製作工程でよく使う用語
プレゼン
制作とのやりとりでよく使う用語
トンマナ/ギミック/POP/ai/eps/psd/bmp/RGB/CMYK/dpi
印刷とのやりとりでよく使う用語


【プレゼン戻し・修正】
プレゼンし、その場で再プレゼンをお願いされるか、得意先預かりとなる。どちらにせよ修正指示等を反映させたものを提出する。内容によっては、再々プレゼン・提出などの必要がある。

確認事項・ポイント
・プレゼンのどこが良かったか、何が悪かったかを聞きだし、再プレの場合は具体的な修正点を確認し、スケジュールを決めておく。
実際に行う業務
・修正指示
・スケジュール調整(制作進行管理)
・見積もり作成(だいたい確定したもの)
製作工程でよく使う用語
戻し/赤字/校正
制作とのやりとりでよく使う用語

印刷とのやりとりでよく使う用語


【入稿】※印刷物
印刷物などは、プレゼンで決定が出たら、スケジュールに合わせて入稿準備に入る。入稿データをイラストレーターで作成し、印刷担当に入稿。

確認事項・ポイント
・入稿前に確認用にPDFが添付されているので、そこで文字要素の最終確認。声だし指さし確認で、問題なければ入稿。
実際に行う業務
・入稿前校正
・入稿手配
製作工程でよく使う用語
入稿/初校/再校/内校
制作とのやりとりでよく使う用語
ai/eps/psd/CMYK/dpi/アウトライン
印刷とのやりとりでよく使う用語
トンボ/製版/コート紙/アート紙/PP/刷版/版下/面付け/断裁/ゲラ/DDCP/本紙校正/大刷り/刷り断ち/特色/のど/ドブ


【色校正】※印刷物
入稿した数日後に、色校正が出てくるので、得意先とデザイナーに回し、印刷された色の確認を行う。色校正の紙に赤字を入れてもらったものと、赤字入れ前のものとを印刷担当に渡し、色修正の指示を伝える。必要があれば、再校で紙を出してもらい、同様の流れを再度行う。

確認事項・ポイント
・印刷担当から数枚もらえるので、関係者に渡し、色の確認をしてもらう。色校正を印刷の際に、小さなホコリやゴミが紙に載って出てくる場合もあるので、印刷担当に確認。
実際に行う業務
・校正(色以外の文字・印刷ミスなど)
・色校正指示
製作工程でよく使う用語
色校
制作とのやりとりでよく使う用語
ai/eps/psd/CMYK/dpi/アウトライン
印刷とのやりとりでよく使う用語
トンボ/製版/コート紙/アート紙/PP/刷版/版下/面付け/断裁/ゲラ/DDCP/本紙校正/大刷り/刷り断ち/特色/のど/ドブ


【校了・下版】※印刷物
校正で問題なかった場合を、校正完了で校了(こうりょう)といい、印刷作業に進めてもらう事を下版(げはん)という。校了・下版をした場合は、あとは印刷の現場の作業になる。

確認事項・ポイント
・校了は色校正の紙を出してもらい確認して問題ない時で、色校正の紙を出さずにOKを出すことを「責了(せきりょう)」という。指示は受付ないが、これで印刷している、という確認用のものを「念校(ねんこう)」という。
実際に行う業務
・校正(色以外の文字・印刷ミスなど)
・色校正指示・下版指示
製作工程でよく使う用語
校了/責了/念校/下版/下版コンセ
制作とのやりとりでよく使う用語

印刷とのやりとりでよく使う用語
トンボ/製版/コート紙/アート紙/PP/刷版/版下/面付け/断裁/ゲラ/DDCP/本紙校正/大刷り/刷り断ち/特色/のど/ドブ


【納品】※印刷物
あらかじめ伝えていた納品日前日に印刷担当に、納品は問題ないか確認。納品日当日に発送側に納品物の発送確認をしてもらい、報告してもらう。納品先が得意先とは別場所になる場合は、納品見本としていくつかを得意先に渡す。

確認事項・ポイント
・納品確認(前日確認・当日発送確認)をしないと後で慌てる事になりかねないのでそうならないように、各所連絡を取り問題ないことを確かめる。
実際に行う業務
・納品前日確認
・納品当日発送確認
製作工程でよく使う用語

制作とのやりとりでよく使う用語

印刷とのやりとりでよく使う用語